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テンポを早く・遅くしてみよう


ゆっくり→速くが上達の基本

ギターの練習でよく言われるのが「まずゆっくりから」です。速く弾こうとして雑になるより、ゆっくりなテンポで正確に弾けるようになってから少しずつ速くする方が、結果的に早く上達します。

速く弾けない曲があったら、テンポを思い切り下げて練習してみましょう。目安としては、弾きたい曲のテンポの60〜70% から始めるのがおすすめです。たとえば目標が120 BPMなら、まず72〜84 BPMで練習を始めます。「こんなにゆっくりで大丈夫?」と思うくらいでちょうどいいです。雑に速く弾くより、ゆっくり正確に弾く方が身につきは断然早くなります。

テンポダイアルの使い方

テンポはテンポダイアルを回して調整します。ダイアル横の ±1 / ±10 ボタンで、1ずつまたは10ずつ増減することもできます。

テンポダイアルと±1/±10ボタンの操作画面

設定できるテンポの範囲は 30〜240 BPM です。

タップテンポ機能

「この曲のテンポはどのくらいだろう?」と思ったとき、テンポダイアルを4回タップすると、そのリズムに合わせたテンポが自動で設定されます。曲を聴きながらタップするだけなので、数値を考えなくても直感的にテンポを合わせられます。

テンポダイアルをタップしてテンポを設定する操作イメージ

なお、2秒以上間が空くとカウントがリセットされます。

弾きたい曲がある場合は、まずタップテンポで曲のテンポを調べてみましょう。目標のテンポが分かったら、そこへ向かってゆっくりから少しずつ速くしていくのが効果的な練習法です。

段階的にテンポを上げていこう

ゆっくりのテンポで正確に弾けるようになったら、少しずつテンポを上げていきます。一度に大きく上げようとせず、5〜10 BPMずつ増やしていくのがポイントです。

たとえば目標を120 BPMとしたとき、次のように段階を踏んでいくとスムーズです。

  • 80 BPM でミスなく弾けるようになる
  • 88 BPM に上げて練習する
  • 88 BPM でも安定してきたら 96 BPM へ
  • …を繰り返して目標の 120 BPM を目指す

上げたテンポでミスが増えたり、弾きが荒くなったりしたら、一段階戻しましょう。「戻る」ことは後退ではなく、確実に身につけるための正しいステップです。焦らず積み上げていくことが、結果的に一番の近道です。


※補足:楽譜にはテンポを表す言葉(テンポ記号)が書かれていることがあります。主なものをBPMの目安とともに紹介します。

テンポ記号読み方BPMの目安意味
Largoラルゴ40前後非常にゆっくり
Andanteアンダンテ70前後歩くような速さ
Moderatoモデラート100前後中くらいの速さ
Allegroアレグロ120前後速く・快活に
Prestoプレスト180前後非常に速く

BPMはあくまで目安で、演奏者や楽曲によって幅があります。