B.Click — play daily, play better —

普段のギターの保管方法


ギターは「立てて」保管する

ギターの保管で最も大切なのは、必ず立てて保管することです。

横に寝かせたり、壁にただ立てかけておくだけの保管は避けてください。ネックに偏った力がかかり続けることで、ネックの反りにつながります。ネックが反ると弾きにくくなり、修理が必要になることもあります。

ギターを壁に立てかけた状態(NG例)

立てて保管する2つの方法

① ギタースタンドを使う

最もオーソドックスな方法です。ギターショップやネット通販で手軽に手に入ります。ボディ下部で支えるタイプが一般的で、安定して立てられます。スタンドにはさまざまな種類があり、吊り下げ式やポータブルタイプも選べます。

ギタースタンドに立てて保管している様子

② ウォールハンガーで壁に吊るす

壁にフックを取り付けてネックで吊るす方法です。床に置かないぶん転倒リスクが低く、インテリアとしても見栄えがします。設置には壁への穴あけが必要ですが、しっかり固定できれば安定性も十分です。

ウォールハンガーでギターを壁に吊るして保管している様子

長期間使わないときはケースに

しばらく弾かない期間が続く場合は、ケースにしまって保管しましょう。ほこりや衝撃からギターを守ることができます。

ケースに入れた状態でも、立てて保管するのが基本です。寝かせて積み重ねると、ケースが重なってネックに負荷がかかることがあります。

置き場所に気をつける

直射日光・高温を避ける

ギターは木材でできているため、熱に弱いです。車のトランクや窓際など、温度が上がりやすい場所への放置は厳禁です。熱でボディの接着剤が剥がれたり、塗装が傷んだりすることがあります。

湿度は40〜60%が理想

木材は湿度の変化に敏感です。

  • 乾燥しすぎ(湿度30%以下)→ 木が収縮して割れや反りの原因になる
  • 湿気が多すぎ(湿度70%以上)→ カビや膨張、接着剤の劣化につながる

梅雨や冬の乾燥が気になる場合は、ギター用の湿度調整グッズを活用するのもひとつの手です。


※補足:ギタースタンドの素材に注意。ゴム製のスタンドはラッカー塗装のギターと化学反応して、塗装が溶けたり変色したりすることがあります。スタンドを選ぶときは「ラッカー塗装対応」と明記されたものを選ぶと安心です。